行政書士として専門業務を決める過程で経験しておくべきたった1つのこと

このブログでは行政書士として独立するためのプロセスについて日記形式で連載しています。

 

 

前回紹介した行政書士開業本に限らず、

 

行政書士として専門業務を絞ることの必要性」

 

は、よく耳にします。

 

では、どうやって行政書士事務所の開業当初の専門業務を決めればいいのでしょうか?

 

結論からいうと、迷ったら何でもいいと思います。

 

何だっていい?

そう何だっていい。

 

というのも、専門業務を最適化するよりも、

 

「まず1件、赤の他人のお客様から仕事を受任して、業務を完遂し、代金を受け取る」

 

ことのほうが数百倍重要だからです。

 

まず自分の銀行口座にお客様から代金を受け取らなくてはいけない。金額の多少に関わらず。

 

「まずは1つ売る」

 

っていう体験がめちゃくちゃ大事。

 

これは自転車の乗り方なんかと同じで、0⇒1って、最後の最後はどうやったって教えきれないところはあるんですよね。

 

もっと言うと、1つ売るっていうことだけで言えば、ヤフオクで不用品を売るとかでもいい。

親とか親戚、友達に買ってもらう、うーん、これも100歩譲って経験がないよりはまし。

 

でも、親戚とか親とか友達に行政書士業務をするくらないならヤフオクで不用品を売る経験をすることのほうが経験値は稼げます。

 

それくらい、

 

「赤の他人に何か売る」

 

ということは重要です。

 

私が本業の事務所の経営(行政書士が「副業」というわけではないのですが便宜上こう表現します)について今までの3年間で1つだけ少しは自慢できることがあるとすれば、

 

「1件目のお客さまから今まで、お客さまはすべて自分が創業してから知り合った人である」

 

という点です。創業以前からの友だち・知人・伝手からの紹介もほぼなく、すべて自分たちで集客して、あるいはお客様からの紹介を経由して、営業してきたという自負があります。

 

なのでもしあなたが行政書士事務所を開業しようとするなら、専門業務をあれこれ悩むのはそこそこにして、

 

「まず誰かに行政書士として1件のサービスを提供する」

 

ことを目標にしてみることをオススメします。

 

追記: 行政書士として専門業務をどのように絞るのか、考えるときのポイントは3つぐぐらいあるように思えます。このテーマはまた書きます。

 

 

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