行政書士事務所の契約をするためにまずは挨拶用の電話帳名刺を作る

このブログでは行政書士事務所を開業するにあたって、必要なものを順番に解説しています。

 

前回までの記事の通り開業準備を進めると、

 

クレジットカード

銀行口座

スマートフォン

パソコン

マウス(+マウスパッド)

メールアドレス

電話番号

 

が揃います。

 

ここまで準備できたところで、行政書士事務所を開業するためのオフィス探しをしましょう。

 

行政書士は自宅でも開業できるんだから、最初は自宅で開業してもいいんじゃない?」

 

という声もあるでしょうが、私は2つの理由で自宅事務所は反対です。

 

1つは、前回の電話番号に記事でも書いたように、

 

行政書士の事務所情報はすべて公開される

 

という点。とりわけ女性は、というよりも、最近では女性のみならず男性も自宅を公開するのは治安の観点からまったくオススメできません。

 

2つ目の理由は、プライベートと業務の切り分けの観点です。

 

自宅が職場だとどうしても公私混同になってしまうし、お客さまと打ち合わせるたびに、

 

「オフィスでは打ち合わせができないので~」

 

などと言い訳をしなくてはいけません。

 

以上の理由から自宅事務所はオススメできないのですが、どうしても費用的に厳しい、というなら、

 

オフィスに住んでいることにする

 

のも奥の手としてあります。

 

自宅事務所と現象としては変わりませんが、考え方は180度違いますね。

 

オフィスであれば公開されてもまったく問題ないですし、その気になれば応接スペースだって用意できます。

 

とりわけ行政書士として登録して開業した当初は、連日オフィスに泊まり込むことだってあるでしょうから、

 

自分はオフィスに住んでいる

 

と考えるのはどうでしょうか。

 

逆にいうと、それくらい「自宅事務所」というのは窮余の一策ですから、よっぽどのことがない限り自宅以外にオフィスを借りたほうがいいです。

 

行政書士事務所としてどのようなオフィスを借りればいいかは別の記事で改めて解説するとして、今日は街へ出てオフィスを探すためにも「名刺」を用意することについて説明します。

 

オフィスを契約するためには不動産屋さんや大家さんに挨拶する機会があるわけですが、このときも自分の人となりについて最低限の情報を記載した名刺があるといいでしょう。

 

ここで名刺に記載する最低限の情報としては、

 

・住所

・氏名

行政書士合格者の肩書き

・電話番号 (連絡先)

 

があればいいでしょう。

 

裏面に自分の略歴を載せてもいいでしょうが、凝る必要もさほどないです。

 

かといって、この手のいわゆる電話帳名刺すらなく、手ぶらで、

 

行政書士用のオフィスを探してるんです。」

 

と不動産屋さんを尋ねるとすると、それはそれで怪しさ満点なのでやめましょう。

 

 

名刺の作成は、マヒトデザインがおすすめです。

 

今回のような電話帳名刺であれば、100枚160円から作れます(送料別途)。

 

そもそも今回の名刺は、オフィス選びのときにのみ使う名刺ですから100枚も入りません。

 

だとしても、家電量販店で売っている名刺作成用の用紙を買ってきて自作するのはやめましょう。

 

私もかつて名刺作成用紙を使って自分のプリンタで名刺を用意していたことがあります。

 

自作の名刺はなにせ仕上がりがショボすぎますし、文字が曲がったりかすれたりして、思い通りに印刷できませんでした。

そのくせ印刷された用紙を名刺サイズにちぎったりと、時間ばかりかかりました。

 

この点マヒトデザインであれば、デザインを自作して注文すれば仕上がりのきれいな名刺が届きます。

 

自宅のプリンタで名刺を作った場合でもデザイン(というより単なる情報のレイアウトですが)は必要なわけですし、自作の手間を考えたら注文したほうがよっぽどお得です。いつまでも、

 

自分でやったほうが安い

 

という考え方をしてると、最終的に安っぽい人間になってしまいますから注意しましょうね。

 

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