行政書士事務所の電話番号を月額0円で維持し続ける方法
このブログでは行政書士事務所を開業するにあたって、必要なものを順番に解説しています。
今のところ、
・銀行口座
・パソコン
は揃えました。
次に電話番号を準備しましょう。
ここで準備するのは、行政書士事務所の電話番号として表記するための電話番号です。
まず注意したいのは、
行政書士事務所の電話番号は公開される
ということです。
日本行政書士会連合会の行政書士検索では、新規登録順にすべての行政書士の登録情報が誰でも閲覧可能です。
そのため行政書士事務所を開業すると、もれなく登録した電話番号に営業電話がかかってきます。
そのため、うっかり行政書士の登録時にプライベートに使ってるケータイの電話番号とかを書いちゃうと、その情報は永遠に名簿屋さんの名簿から消えないおそれがあります。
ちなみに行政書士さんのケータイの電話番号については、
「行政書士 090」
とか
「行政書士 080」
とか
「行政書士 070」
で検索すると、たくさん出てきます。
こうやって携帯電話の連絡先を公開するのは各人の自由ですが、個人的には、
お客様や取引先(官公庁の担当者さんも含みます)に必要に応じて教えるだけで十分
だと考えてます。
だって不動産の営業とか時にハンパなくかかってきますよ。
というわけでケータイの電話番号を公開するのはオススメしないわけですが、
「だったら市外局番の電話番号を行政書士事務所用に新規に取得するのか」
といったら、これはこれで取得と維持のコストがバカにならないです。
そもそもお客さまからの電話なんて、ほとんど事務所にはほとんどかかってこないです。お客さまには、
「これが私のケータイの番号です。こちらに直接かけていただくのが最も早く対応できます。」
と伝えれば済みます。
行政書士事務所の電話番号についてここまでの話をまとめると、
・お客さまにはケータイの電話番号を伝えればいい
・ケータイ電話の番号は公開したくない
・市外局番の電話番号はコストがかかる
ということですね。
そこでオススメするのが、050ではじまるIP電話です。
「行政書士事務所の電話番号が市外局番じゃなくて050なのはかっこ悪くない?」
と思うかもしれませんが、検索してみると分かるとおり、050から始まるIP電話を事務所の電話番号にしている行政書士事務所はたくさんあります。
そして、050からはじめるIP電話を使う何よりのメリットは、初期費用・月額費用ともに0円ということですね。
IP電話と一口に言っても、NTTコミュニケーションズが提供していて広告もバンバン出てる050 plusは月額324円の費用がかかります。
それに対し、紹介するこちらIP-Phone SMARTは、月額費用はなんと0円です。つまり受信専用に使う限りずっとお金がかからないということですね。
しかも、電話番号の取得費用すら完全に無料です。
1つ懸念されるのは、050の電話番号がタダで取得・維持できるとなると、やがて電話番号が物理的に枯渇して取れなくなるということです。
という話を以前の記事で書きましたが、今回紹介する050の電話番号も遅かれ早かれ取得が難しくなることが十分に予想できますから、ひとまず番号を取るだけとっておいたほうが良さそうです。
追伸:
「ひかり電話だと維持費も安いし市外局番が使える」
という意見もあるかもしれませんが、そもそも光ファイバー回線の契約をしなくてはいけないし、月額無料のIP-Phone SMARTに費用の面ではかないませんから、選択肢としては外しています。
追記:「事務所には固定電話がないとダメなのでは?」
といった固定観念には、これでも置いとけ、ってひとまず答えときます。
追伸2:このブログは、下記のメール講座の内容を一部加筆修正して転載したものです。
上記のメール講座では、このブログの内容よりもさらに濃い、生々しい情報を配信しています。
逆に言うと、このブログはメールの内容を「薄めて」転載している、ということです。
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